学校で勉強した英語だけでは、英語圏では全然語彙力が足りないことがあります。
今回は、確かに学校では習ったんだけど、こんなに頻繁に使うんだ!?と思った用語、「it works」についてお伝えしますね。
0 Englishが滞在した英語圏は、オーストラリア。独特な訛りはありますが、今回も基本的な英語表現ですから、全ての英語圏で通用しますよ。
it works とは?
これは、確かに学校で習った英語表現だと思います。
記憶が確かではないのですが、高校生くらいかなと思います。
workは、“働く”という動詞や、“仕事”という名詞として、中学校で出て来ますね。
だけど、今回はそこから少し発展させた、ちょっと広い意味のworkで、「it works」と代名詞+動詞で使うことで、「役に立つ」「効果がある」「作用する」など、文脈によって日本語訳は変わります。
正直、英語脳が育っていると、日本語で意味が変わるという感覚はなくて、どの表現でも、「it works」は「it works」なんです。
だから、今回は、体感として「it works」をお伝えできればと思います。
0イングリッシュは、現地でこの表現を聞いたとき、こんなことにも、あんなことにも使えるの!?と非常に驚きました!赤ちゃんもきっとこんな風に、言葉を学ぶんでしょうね。
it worksの使い方
さて、この「it works」は、いくつかのシチュエーションで使えます。
例を出して、お伝えしますね。
効果がある(物について)
なんでもいいので、ある物の効果があるというシチュエーションを想像してください。
例えば・・・
I just started using this new app for learning English.(英語学習のためにちょうどこの新しいアプリを使い始めたんだよね。)
Wow, how is it?(へ〜、それってどんな感じなの?)
I’m not sure if it works or not. But I feel it’s quite OK up to now.(まだ効果があるかどうかわからないんだど。今の所、いい感じだよ。)
今回はアプリという“目に見えるもの”について話していますが、概念などの“目に見えないもの”についても使えますよ。
例えば・・・
効果がある(概念について)
Do you think that shadowing is good for improving English ability?(シャドーイングって英語力を向上させるために良いことだって思う?)
Yes, I do! It works so well. Trust me and just try it!(ええ、そう思うわ。すごく効果的よ。私のこと信じて、やってみて!)
この場合は、“シャドーイング”というメソッド、つまり物ではない概念が、「効果がある」と言っています。
疑問文でも使ってみる“it works”
疑問文でもよく使います。
例えば・・・
Recently, I’ve been trying to be nice at school.(最近、学校ではいい感じに振る舞ってみてるんだよね。)
What for?(なんのために?)
I want to get A + for school evaluation. (学校の評価でAプラスが欲しいんだよね。)
I see. Does it work?(そうなのね。で、それって効果あるの?)
I don’t know because I failed the test actually. (わかんないよ。だって、実はテストで失敗したんだもん。)
Then being nice doesn’t work at all! (じゃあいい感じに振る舞っても、全然効果ないし!)
こんな風に疑問文でも使えますし、否定文でも“at all”を使うことで、より感情を自由に表現できます(笑)。
ちなみに以下のフレーズを覚えておくと、より使い勝手は良くなります。
ぜひ使い方に慣れてみてください。
if it works or not(whether it works):作用するかどうか/使えるかどうか/効果があるかどうか how it works:どう作用するか/どう使えるか/どう効果があるか doesn't work:作用しない/使えない/効果がない Does it work?:作用する?/使える?/効果がある?
こうして例を出してみると、“it works”は日常によくある場面で頻繁に使えることがわかりますね。否定文、疑問文と合わせてぜひ使ってみてください。